【活動報告】「まったいらな大学」を実験的に小規模開催しました!
ダイバーシティ共創センターでは、“誰一人”取り残さない“キャンパスを実現するため、立場や視点の異なる学生・教職員が集う「共創セッション」を開催し、学内の”課題“と「大学がこうなったらいいな」という”実現したいシーン“をもとに、学生・教職員が課題解決に向けたアクションを生み出しています。センターでは、参加者の自主的な取り組みをサポートしています。
7月12日、共創セッションに参加している経済学部の黒澤宇宙さんが企画した、学生と教職員が立場の壁なしに交流できる「まったいらな大学」を、新松戸キャンパスの学生ラウンジで小規模ですが実践しました。
「まったいらな大学」とは、学生と教職員の関係を「まったいら」にしたい想いからのネーミングです。
イベントを通じて学生と教職員の関係を発展させ、授業外での交流や、勉強以外の様々な相談ができる関係を築ける環境が整った、「立場の壁を無くしたコミュニティー」を目指しています。
学生7名、教員2名(法学部:高木先生、スポ健:三木先生)、センターの職員1名が参加しました。授業を通じて教員を知っていることや、授業中に聞けなかったことを聞きたいということが壁を越えるきっかけになると考えて、高木先生が開講している科目の受講生を中心に呼びかけて集まりました。
お昼ご飯を食べながら、雑談から、授業のこと、課外活動、教職免許や教員採用試験、就活の相談等、様々な話題で盛り上がりました。学生ラウンジに教員がいることで、積極的に学生が声かけてくる姿もありました。
今回の「まったいらな大学」の実践について、学生からは研究室や教員控室には行きづらいがこのようなオープンな場では気軽に話すことができたとコメントがありました。
授業を開講しているキャンパスに教員の研究室がない場合には、このような場を設けることによって学生が教員に気軽に話しかけられる環境にできることが分かりました。
今後は、「まったいらな大学」の認知度を高め、秋にイベントを開催すことを目標に、夏季休業中に一緒に計画してくれる学生や教職員を増やしていく予定です。
~参加者の声~
・黒澤 宇宙さん(経済学部2年)※企画運営
4月からこのプロジェクトを進めてきて、今回小規模ではありますが実行できて、まずはとても嬉しかったです。
実際に開催してみて、思い浮かべていた「教職員と学生の交流」をいい形で実行でき、授業の話からプライベートの話まで、普段はできないような様々な話で盛り上がったので、開催してよかったと思いました。
今回の開催を振り返り、秋以降の開催に向けて活かしていきたいと思います。
・高木 加奈絵先生(法学部)
今回、「まったいらな大学」という、学生さんと教員の間の垣根を低くしようという企画に参加させていただきました。
具体的には、お昼ご飯を食べながら、学生さんと授業の感想や今後の進路のことなどについて、雑談しました。
研究室でお話をするとどうしても堅い話が多くなりがちですが、新松戸キャンパスの学生ラウンジという場で、お昼ご飯を食べながらだったからか、ざっくばらんにいろんなお話を、取りとめもなくできたように思います。
学生さんが普段、こんなことを考えているんだなあということを知る機会となり、大変面白い企画となりました。
ダイバーシティ共創センターでは、誰一人取り残さないキャンパスづくりを目指して、学生・教員・職員や学内の様々な人たちとの対話を通じて課題解決を考える共創セッションと、課題解決に取り組む共創アクションを実施しています。随時参加できますので、興味のある方は是非ダイバーシティ共創センターまで気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:diversity@rku.ac.jp
2023.07.18