センターの活動 Work

Work Report 活動報告

共創アクションの実施

【活動報告】つくばね祭にて共創アクションチームが出展!

ダイバーシティ共創センターでは、“誰一人”取り残さない“キャンパスを実現するため、立場や視点の異なる学生・教職員が集う「共創セッション」を開催し、学内の”課題“と「大学がこうなったらいいな」という”実現したいシーン“をもとに、学生・教職員が課題解決に向けたアクションを生み出しています。センターでは、参加者の自主的な取り組みをサポートしています。

11月5日のつくばね祭にて、共創アクションチームの「ゆる活俱楽部」と、「ゆる活倶楽部」から派生した「まったいらな大学」の2つのチームが、つくばね祭に企画出展しました。
学内外から多くの方にご参加いただき、順番待ちの列ができるほどの盛況でした。

「ゆる活倶楽部」は、「Reborn スマブラ」というタイトルで、昨年に引き続きeスポーツ大会を開催しました。

代表者の菊地さんは、全ての来場者に声をかけて来場者を和ませ、実況解説でゲームを大いに盛り上げていました。学生や家族連れの来場者が気兼ねなく出入りしゲームに参加したり観戦したりとゆったりとした雰囲気の大会となりました。

「まったいらな大学」では、大学と地域、学生、教員、職員の間に壁がない「まったいらな大学」をコンセプトにしたアクティビティとして、本学の新しいロゴのジグソーパズルや多様なパーツで創るピクトグラムを来場者の方に楽しんでいただきました。

パズルのピースは段ボールで製作し、表面は新しい本学のロゴマーク、裏面はダイバーシティ共創に関する新聞記事を貼りました。ピースを集めている来場者から、「こんな話題があるんだね。」など新聞記事についての対話もありました。
来場者がパズルを完成するまで少なくとも5分以上はかかっていましたが、順番待ちの人が応援する姿や他の来場者も一緒になって完成させる姿が見受けられました。

ピクトグラムでは、様々な色や形、模様、動植物や数字、記号などのパーツを用意し、ご家族やお子さんが模造紙の上に思い思いの世界を夢中で描いて創っていました。時々、スタッフがあれこれと尋ねると笑顔で説明してくれました。
最後に、来場者からアクティビティの感想や「まったいらな大学」についての意見を付箋に記入してもらいました。

ご参加いただいた保護者の方からは、「普段見ることのできない子どもの姿や考え方をみることができ私たちも楽しめた。スタッフのコンセプトの説明で壁を壊して「まったいら」にする意味が印象深かったです。」などのコメントをいただきました。

~企画・運営の感想~
●菊地 信悟さん「Reborn スマブラ」(ゆる活倶楽部)
スマブラのゲーム大会では、予選から決勝まで実況解説をしました。私は参加者として最初にトーナメント本戦にいらした方と対戦しましたが、勝負が一進一退で白熱し大変楽しかったです。司会進行を担当した際は、キャラやステージを変更している人もいたので、だれが見ても楽しくなるように、キャラの紹介を逐一変えたり、比喩を使い紹介をしたので実況解説がワンパターンにならず「このような実況解説を来年度以降も心掛けていきたい。」と思いました。学内外を問わず、沢山の方が参加し賑わい集客が上手くいきましたが、来年度以降は本戦参加者以外の試合ができるシステムを構築したいと思いました。

●黒澤 宇宙さん「まったいらな大学」(まったいらな大学)
今回はより多くの方に「まったいらな大学」のコンセプトを、体験・思考を通して伝えるべく出展しました。アクティビティの最後にポストイットをしてもらいましたが、私はこのポストイットが結果的に一番効果が発揮されたと思っています。家族連れの保護者の方からお子さん、学生まで多種多様な皆さんの「まったいら」を発見できました。

●三木 ひろみ先生(スポーツ健康科学部)
社会の中にダイバーシティ共創の課題がたくさんあるというメッセージをこういう風にひそかに発信するという方法を、今回試すことができてうれしかったです。誰の意見が正しいと言えない複雑な課題なのだから、小さなことでも個人でもかすかにでも、いろいろな方法で課題があることを発信することを考える必要があると気づくことができました。
今回、「ゆる活倶楽部」「まったいらな大学」の学生メンバーが勇気と心意気は想像以上でした。学生メンバーの皆さんの勇気と心意気がなければこの企画を始めることはできませんでした。
「ゆる活俱楽部」「まったいらな大学」は、今後も様々な活動を進めていきます。勇気と心意気のある皆さん、是非「ゆる活俱楽部」「まったいらな大学」の活動に参加してください。


ダイバーシティ共創センターでは、誰一人取り残さないキャンパスづくりを目指して、学生・教員・職員や学内の様々な人たちとの対話を通じて課題解決を考える共創セッションと、課題解決に取り組む共創アクションを実施しています。随時参加できますので、興味のある方は是非ダイバーシティ共創センターまで気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ先:diversity@rku.ac.jp

2023.11.16

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