RKUダイバーシティ・ウィーク2024② パラスポーツを知って、見て、体験しました!
11月25日からの一週間、『RKUダイバーシティ・ウィーク2024』を開催しました。
11月28日に龍ケ崎キャンパスにてスポーツ健康科学部に所属する1,2年生500名超がパラスポーツに関するゼミ活動を行いました。当日は、さまざまな活動が実施されました。
1つ目は、車いすバスケットボールです。肢体不自由な選手が全員車いすに乗ってプレイするスポーツです。
参加した学生の感想:
実際に体験してみて、とても魅力のあるスポーツだなと感じました。今まで激しく危ないものだと思っていましたが、実際は安全で楽しくかつ、全力でできるスポーツと知り、もっとパラスポーツについて知りたいと思いました。
2つ目は、ブラインドサッカー&アンプティサッカーです。ブラインドサッカーはアイマスクを使って視覚に頼らず鈴の音が鳴るボールを使ってサッカーをします。アンプティサッカーは、上or下肢の切断障がいを持った人々が行うサッカーであり、クラッチ(杖)を両手に持ってプレイします。
参加した学生の感想:
ブラインドサッカーは音の方向はわかるが、ボールまでの距離がつかめなかったので仲間の声掛けが大切だった。外から見るのと実際に体験するのとでは見え方が全然違ったので、いい体験になった。アンプティサッカーは体が思い通りに動かなかったのでとても大変でした。
3つ目は、ボッチャです。年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツです。ボールを投げることができなくても、ランプと呼ばれる道具を使い、選手の意思をランプオペレーターに伝えることができれば参加可能なスポーツとされており、白いボール(目標球)に各6球ある赤・青のボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競うスポーツです。
参加した学生の感想:
ルール自体はシンプルで、選手がボールを投げる精度やタイミング、そして相手の動きを読んで戦う戦略性があった。見ている側としても緊張感があり、どちらのチームが勝つのか予測がつかない瞬間が多く、非常に楽しめました。
4つ目は、オリンピック選手とパラリンピック選手の両方のアスリートをサポートする経験をお持ちの
理学療法士兼アスレティックトレーナーの講師の先生のパラスポーツのお話です。パラスポーツのすばらしさや障がいの有無によるアスリートの体の使い方の差等についても詳しくお話いただきました。
参加した学生の感想:
今回の講義を聞いて障がい者スポーツの見方が大きく変わりました。今までは自分が関わることは少ないと思っていたことが自分にもできることがある、役に立つことができるということがわかりました。講話を聞き、たくさんの魅力の詰まった素晴らしいスポーツということが分かりました。障がい者の方たちから多くのことを学ぶことができると思います。
様々な角度からパラスポーツを知って、見て、経験したことで多くの学生から「考え方が変わった」、「関わりたい」、「もっと知りたい」という声が多く感想に見られました。スポーツ健康科学部ならではの「共生・共創」を学ぶ良い機会となりました。
2024.12.04