センターの活動 Work

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キャンパスライフ支援体制づくり

PCノートテイク講習会を実施しました

3月17日(月)PCノートテイク講習会(主催:ダイバーシティ共創センター)を実施しました。
PCノートテイクとは、聴覚に障がいのある学生等が授業を受ける際に、講義内容やその場で起こっていることをパソコンでリアルタイムに伝える通訳のことです。流通経済大学では、2025年度から障がい等のある学生の支援を行う、学生支援スタッフの養成と起用を進めて行く予定です。
昨年9月に実施した際は、手書きでの手法を学びましたが、今回はダイバーシティ共創センター正木所員にパソコンを用いた手法を紹介してもらいました。7名の学生が参加し、3時間の受講を通して、障がいに関する知識を深め、ノートテイクの技法を学びました。

正木所員による講義

前半は、合理的配慮の基本や情報保障の必要性、聴覚障がいの種類について学び、個人によって聴こえ方や情報の必要性等が異なることを学習しました。
後半では、ノートテイクの基本知識や入力の練習を実際に行いました。実技では講師が読み上げた文章を各々入力する練習をしたほか、ペアを組みパートナーと呼吸をあわせて2人で交互に入力していく方法にも取り組みました。学生たちは実際のスピードについていくことに苦戦している様子でした。

入力の練習をする学生たち

ペアを組み2人で入力する様子

参加した学生たちからは、
「普段はなかなか知る機会の少ない、聴覚障がいについての詳しい知識を得ることができる貴重な時間でした。」
「耳に入る情報をリアルタイムで文字起こしする作業は想像していたよりもはるかに難しいものでした。遠隔文字通訳ツールと本日得た知識を上手に活用し、授業の受講に際し支援を必要とする学生へのサポートを率先して行っていきたいと強く感じました。」等の感想が寄せられました。

ノートテイクの学生支援スタッフについて関心のある学生は、ダイバーシティ共創センターまでお問い合わせください。
お問い合わせ先:ダイバーシティ共創センター diversity@rku.ac.jp

2025.03.19

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